「家庭保育のスペシャリスト」チャイルドマインダーって何?

保育士、幼稚園教諭が集団保育のスペシャリストだとすれば、チャイルドマインダーは家庭保育のスペシャリスト。

家庭保育(家庭的保育と表す場合もある)自体、聞きなれない言葉だと思います。
家庭保育とは、子どもを保育する人(保育者)の自宅や保育室などで、少人数で異なった年齢の子どもたちを保育することです。 

保育する子どもは0?12歳、1?4人くらいまで

チャイルドマインダーが保育するのは、0?12歳の子どもが対象です。ベビーシッターや、保育士、幼稚教諭に比べて、幅広い年代層の子どもを相手にすることになります。
1人のチャイルドマインダーが対応するのは、未就学児の場合は1?4人と決められています。

保育所での保育士の配置規定数は国や自治体によって多少変わりますが、大体は0歳児3人に保育士1人、1歳児5人に保育士1人......と、年齢が上がるにつれて保育士が面倒を見る子どもたちの数は増えていきます。4歳以上は30人に保育士1人です。

チャイルドマインダーが保育する子どもの数は、保育士と比べてみると明らかですが、非常に少ないと言えるでしょう。
対応人数を1?4人とすることによって、子どもたち一人ひとりに目が届きやすく、子どもたちの生活リズムに合った保育を行なうことができます。

チャイルドマインダーは英国発祥

チャイルドマインダーはナニーと同じく、イギリスが発祥の職業です。
ナニーの場合、政府への登録、ナニーになる為の訓練や資格などが必要ありません。
チャイルドマインダーは保育のプロフェッショナルとして、チャイルドマインダー認定資格があったり、事業としてする際は政府に登録する必要があったりと、ナニーよりも自営業的な意味合いが強いと言えます。

日本での活躍の場は?

日本でもチャイルドマインダーの資格を取得することはできますが、保育士や幼稚園教諭免許のような国家資格ではなく、民間資格にしか過ぎません。

チャイルドマインダーの資格だけを持っていても、就職が難しいのが現状です。
保育士、幼稚園教諭免許を持つ人が、スキルアップの為にチャイルドマインダーの勉強をするケースもあります。

チャイルドマインダーの働き方は、主に2パターン。

  • 自宅などで少人数制の保育施設を開業して、子どもたちを預かる。
  • 子どものいる家庭を訪問して、保育をする。

近年「保育所に入れたくても満員で入れない」と言う待機児童問題がありますが、チャイルドマインダーが自宅などに保育施設を開業することで、待機児童問題を解決しようとする取り組みも各地で行われています。

これからの日本社会ではチャイルドマインダーと、少人数制保育の需要は増えていくことでしょう。

カテゴリ:ベビーシッターの資格とは