ナニーとベビーシッターの違いは?

子どもたちに仕事や職業に関する情報を提供するWebサイト「13歳のハローワーク」の人気職業ランキングで、毎回上位にランキングしているのが「ナニー」です。

日本ではあまり聞き慣れない職業かと思いますが、ベビーシッターと同じく子どもの保育に関する仕事の一つです。

イギリスが本場のナニーとは?

ナニー(Nanny)は在宅や訪問でベビーシッターと家庭教師をする、イギリスが発祥の職業です。ただ子どもの面倒を見たり遊び相手になったりするだけではなく、勉強や躾を教えるなど教育的面が強くなります。

ナニーはディズニー映画『メリー・ポピンズ』の魔法使いメリー・ポピンズや、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の主人公マリアが行なっていた仕事、と言うと分かりやすいでしょうか。日本の字幕や吹き替えでは、ナニーをベビーシッターや家庭教師と言い換えることも多いです。

ナニーとベビーシッターの違いは?

ベビーシッターは他の家族の留守中に子どもの面倒やお世話、要は「子守」をしてくれる人で、学生が単発のアルバイトとしてやるイメージが強い言葉です。

ナニーになると「保育のプロ」として専門のトレーニングを受けて知識や技術をもった人が、子どもを見るだけではなく子どもの送迎や料理、家事など、様々な仕事をこなしてくれます。

ナニーとして生計を立てる人も多く、住み込みで働くケースもあります。日本的に言えば「住み込みの家政婦さん」に近い職業という感じです。

イギリスではナニーと同じく保育のプロとして「チャイルドマインダー」という職業がありますが、チャイルドマインダーの場合は8歳以下の子どもを対象にしていて、チャイルドマインダーの自宅で子どもの面倒をみるのが仕事になっています。

日本でベビーシッターの派遣業務を行なっているベビーシッター会社の中には、ベビーシッターではなくナニーと呼んでいる所があります。ベビーシッターとの業務の違いはあまりなく、それぞれが独自の解釈で「ナニー」という言葉を使っている状況にあります。

これからのベビーシッターには「子どもへの教育」も必要

イギリスには「ノーランドカレッジ」という世界でも有名な保育の専門学校があり、保育のプロとしてのナニーを養成しています。しかしながら、日本ではナニーやベビーシッターを専門に養成する学校は未だに作られていません。

ナニーやベビーシッターの勉強や資格を取得しようと思ったら、保育系の学校に通って保育士や幼稚園教諭の資格を取得するための勉強をする一方で、ベビーシッターの仕事について学んだり、ベビーシッター養成講座を受講したりする方法が一般的です。

日本では教育ベビーシッターであるナニーは知られていませんが、ベビーシッター会社が行なっているオプションサービスとして、英語・ピアノ・体育に関する家庭教師の仕事もあります。

日本のベビーシッターにもナニーの様な教育的要素を求められる機会は、今後増えていく傾向にあるでしょう。

カテゴリ:ベビーシッターの資格とは