ベビーシッターになるには資格が必要? すぐに求人情報を見る?
ベビーシッターとして活躍している人の中には、ベビーシッター養成講座に通った人もいれば、ベビーシッター会社に就職してからベビーシッターの仕事について勉強した人、福祉・保育系の学校を卒業した人もいます。自分がベビーシッターになるには、どのようなルートが良いのでしょうか。それぞれの特徴について紹介します。
ベビーシッター養成講座に通う
養成講座に通うメリットとしては3つのことが挙げられます。
- 基礎からベビーシッターの仕事を学べる。
- 就職の支援をしてもらえる。
- ベビーシッターの資格が取得できる。
子育てやベビーシッターの経験がなく、ベビーシッターに必要な知識やスキルを基礎から勉強したい人は、ベビーシッター養成講座に通うと良いでしょう。講座によっては、その後の就職斡旋をしてくれる所もあるので、子育て・ベビーシッター未経験者でもベビーシッターの仕事に就きやすくなっています。
ベビーシッターの資格は民間資格なので、国家資格よりもお金がかからず簡単に取得することが可能です。「ベビーシッター養成講座に通っていて、資格も持っている」というのは、面接の際にPRできる材料の一つになりますね。
ベビーシッター会社の求人に応募する
ベビーシッターを派遣している会社のWebサイトや求人サイトを見てみると、求人情報が載っている場合があります。
様々な家庭のニーズに応える為には、やはり多くのベビーシッターが必要です。求人への応募から、実際にベビーシッターとして働くまでの流れを簡単に説明します。
1. ベビーシッター会社に電話やメールで連絡
2. 面接の日程の打ち合わせ
3. 面接
4. 合格ならばベビーシッターの研修を受講する
5. ベビーシッターとして働く
ベビーシッターの研修に関してですが、会社によって研修内容や研修期間は微妙に異なりますが、ベビーシッター養成講座で受ける内容とほとんど変わりありません。
ベビーシッターを雇おうとする会社は、資格の有無よりも、集団保育経験や子育て経験を重視することが圧倒的に多いです。
子育て経験者であればベビーシッター養成講座に通って資格を取得する必要はあまりないように思います。資格が欲しい場合は、ベビーシッターとしての実務経験を積んで「認可ベビーシッター」の資格を取得する方法もあります。
福祉・保育系学校を卒業して保育士、幼稚園教諭の資格を取る
もっともベビーシッターの仕事に就きやすいのは「保育士、幼稚園教諭の資格を持っている人」です。
保育施設での保育スタッフとして働く際には、保育士や幼稚園教諭の資格があることを必須事項にしている所が大半です。
依頼された家まで伺って保育を行なうのが一般的なベビーシッターの仕事ですが、保育施設で赤ちゃんから子どもの保育をする行為はベビーシッターというよりも、保育士と言った方が分かりやすそうです。
もちろん国家資格である保育士や幼稚園教諭の資格があると、ベビーシッターの仕事に就きやすく、給料面や待遇で優遇されることが多い傾向にあります。福祉・保育系の学校(短大、大学、専門学校など)に通っている学生が卒業後、就職先の一つとしてベビーシッターの仕事を考えることは良くある話です。
自分に合ったベビーシッターのなり方を考えてみる
- 「子育てやベビーシッター未経験で、基礎から勉強してベビーシッターを目指したい」という人は、ベビーシッター養成講座に通ってみる。
- 子育て経験がある人は、その経験をアピールして会社に就職して、研修を通してベビーシッターとして必要な知識を学ぶ。必要があれば資格を取得する。
- 福祉・保育系学校に通って、保育士や幼稚園教諭免許を取得してから、資格を活かせる仕事の一つとしてベビーシッターを選ぶ。
それぞれの経験やスキルに合った方法でベビーシッターを目指してみるのが、ベビーシッターになる為の一番の近道なのかもしれません。