ファミリーサポートセンターに登録する

ファミリーサポートセンターは都道府県の各市町村で実施されている「相互援助組織」です。
乳幼児や小学生の子どもを持つ人々が、安心して仕事や子育てができるように、地域に住む人々が子育てを支援するのが主な事業です。子育てだけでなく、介護も扱う所もあります。
「ファミサポ」と省略されて呼ばれることが多いです。

「援助を受けたい」と思う依頼会員と、「援助を行ないたい」と思う提供会員がファミリーサポートセンターに登録して会員になります。会員登録は無料。
依頼会員の依頼を受けたファミリーサポートセンターが調整と提供会員に連絡をして、提供会員が依頼内容に応じた子育て支援活動を行ないます。

提供会員がまだまだ足りていない

厚生労働省の発表する所によると、平成23年度末の会員数は、以下のようになっています。

  • 依頼会員38万3321人(前年度35万2683人)
  • 提供会員12万9744人(前年度11万4818人)
  • 両方会員4万2585人( 前年度3万9889人)

見て明らかなように、依頼会員に対して提供会員が足りておらず、依頼会員の登録が1年間で3万人弱増えていますが、提供会員は1万5000人程度と伸び悩んでおり、要望に対して援助を十分に行えているとは言い難い状況にあります。

援助内容

援助内容の主なものとしては、以下のことが挙げられます。

  • 保育所、幼稚園への送迎
  • 病気になり、保育園や幼稚園に行けない子どもの預かり
  • 保育施設の預かりや小学校が終わった後の子どもを預かる

内容はパートや派遣社員で働くベビーシッターと同様ですが、支援対象となる子どもの年齢は生後3ヶ月?小学校6年生までと、ベビーシッターよりも年齢が高めの子どもを預かることが多いようです。
また育児支援だけでなく、家事支援も援助内容にしている自治体もあります。

働く時間

依頼内容によって様々ですが、勤務時間は基本的に7時?20時の間。
早朝や夜間がある場合もあります。
子どもの宿泊預かりがあるかどうかは、自治体によって異なります。

支援依頼は定期的にあるものではありません。
月に数回、住んでいる地域が人口の少なく、子どもたちが少ない所であれば、全く依頼がないこともあるでしょう。

ファミサポは有償のボランティア

利用料は各市町村によって異なりますが、大体1時間平日500?700円、土日祝日は800?900円。より少ないこともあります。
時間や時期によっても金額が上下します。利用の予定時間を越えた場合、延長料金が発生します。その利用料を依頼主から直接もらう形です。

時給として考えると決して高いとは言えませんが、ファミリーサポートセンターの事業自体が、慈善事業的な意味合いが強いものです。

「お金を稼ぐ」と言うよりも「地域に住む子どもたちと関わりを持ちたい」「子育てをしている家庭を助けたい」と言う気持ちで行なう、有償ボランティアのように考えた方が良いでしょう。

提供会員になる条件は?

  • ファミリーサポートセンター事業を実施している自治体の地域に住んでいること。
  • 子どもの送迎や、自宅で子どもが預かれるなど、依頼内容に対応できること。

育児経験や資格の有無は問われません。
その為、提供会員の監督不行き届きや無知による事故も過去に何件か報告されています。
研修や講習会を受けるなどして、子育てに関する知識を持つことが大切です。

カテゴリ:ベビーシッターとして働く